和菓子司・萬祝処 庄之助|庄之助の歴史|大相撲立行司二十二代木村庄之助について
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庄之助、妻の物語
のこってのこって
軍配を挙げた人
- 生家を後に公へ
- 夫に苦労はかけられん
- 母の後ろ姿が心の支え
- 介添えの夫に捉いて
その日の両国駅は、ひっそりとしていた。
ときおり行きかう人のクツが、カッーン、カツンと構内に響いては消えていった。
この町にかつての名行司、庄之助翁も住んでいる。
夫の長い長い修行時代と巡業の旅。
子どもを抱えてはじっと、「特つばかりの日々でしたね」夫人の笑顔じわが語っているようだった。